タグ : マムシグサ

蝮草

2016/5/9
20160509

林縁部の路傍にニョッキと立つのはマムシグサ。多年草なので毎年同じ場所に顔を出すが、その風変わりな見た目に誘われ、ついついレンズを向けてしまうフォトジェニック?な草本だ。

20160509b

見たことのないピンクの花だと思って近づけば、ヤエザクラの一房に飾られたマムシグサだった。秋にはド派手な実をつけ衣替えするが、さすがにこの季節は他の草本同様に地味である。

カテゴリ:花・植物|タグ:

三重県が同県内で捕獲されたクマを滋賀県の山中に放したとカミングアウトしたその日、放獣現場に近い滋賀県の山村で女性がクマに襲われる事故が発生。同村では普段はクマを見掛けることがないため、三重県が放獣したクマの仕業である可能性が高く、滋賀県が三重県に抗議し、三重県が謝罪する事態となったようだ。

捕まえたクマを処分せずにまた放す奥山放獣という行為自体、もともとは北米を中心に自然保護の機運が高い欧米で始まったことだが、近年の日本でもその筋の関係者の努力によって、何とか定着しつつある。特にクマのような大型で個体数の爆発的な増減を見込めない生きものが、一旦その数を減らしてしまうとなかなか回復するには至らないものなのだ。

と言うことで、殺さずに済めばそれに越したことはなく、何よりそれがヒトの知恵というものだが、その方法があまりに安易だと、結局またぞろ騒ぎを誘発するというのが今回の良い例である。

北海道や東北、信州の中央高地を除いて、日本国内に果たしてどれほどの奥山と呼べる環境があるのか悩ましいところだが、日常目にしているあの山の向こう側は得てして隣県だったりするわけで、そこに野生動物たちの極楽浄土が連綿と広がっているわけではないのだ。我が昭和村など三方は隣接町村であり、残る東は赤城山なれどそこは観光地として季節を問わず賑わっているので、間違ってもそんなところにお仕置きして気が立っているクマを放す..いわゆるお仕置き放獣..などという暴挙は不可能なのである。

今回の一件、三重県が放した個体と同じ個体かという検証は必要なれど、そろそろ奥山放獣を一自治体だけで解決する..自分のところだけ良ければ的な事なかれ主義ではなく..のではなく、近隣の自治体と連係して行動するような仕組みを講じるべきなのだろう。山と言っても地べたで皆つながっているわけだし、広域に考えれば県をまたぐことだった十分ありだと思うしね。

20150528

薄暗い林内で、クマならぬカマのような首を持ち上げているのはマムシグサ。食虫植物のような出で立ちだが、虫を捕獲して食べているわけではない。ただ、虫を媒介して受粉させるという戦略を取る関係上、匂いで筒状の仏炎苞内に誘き出すという手口はよく似ている。

最近の記事
2017/9/26
彼岸の頃に咲く花
FUJIFILM X-T2 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS 畦の守護神 ...
2017/9/25
ジパング
黄金色の稲穂の海が秋風に波立つ。北毛の山間地では稲の刈り入れ期を迎えようとしており、遠目に見てもまさ ...
2017/9/24
ウエハース
腹が減っていたわけではないが、なんかそんな風に見えた。しかもチョコ付きw しかし綺麗にうなる..言う ...
2017/9/23
夏と秋
下界では、夏の名残の花と秋がすれ違うように共演していた。山野の花もリンドウの仲間が終わればまた来年と ...
2017/9/22
続々・台風の功罪
ドングリと並ぶ里山の山野の実りと言えばクリ。これまたいがが弾けて落果しないと口にするのも難しいが、地 ...
2017/9/21
続・台風の功罪
ほとんどの生きものが好物とするドングリは、本来なら落果するまで待たなければならず、樹上にある限りカケ ...
2017/9/20
台風の功罪
大局的に見て台風が人間社会に被害しか及ぼさないことに異論はない。その通り道で山を崩し建屋を壊し、そし ...
2017/9/19
台風一過
台風18号は本州に到達するのにやたら長い時間がかかったが、通り過ぎるのはあっという間で、赤城高原では ...
2017/9/17
台風前夜
空が不穏な雰囲気だ。 FUJIFILM X-T2 / XF55-200mm F3.5-4.8 R L ...
2017/9/16
初フリース
台風近づいているから南の湿った風でも入るかと思いきや、秋雨前線が下がって本州がその北側なんで逆に寒い ...
アーカイブ
以前のブログ記事はこちら 
  • 当サイトはプライバシー保護のためSSL暗号化通信によって保護されています。