月別アーカイブ : 2016/02

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CP+あれこれ

2016/2/28

某サービスより毎年招待状はもらうのだが、近年まったく行く機会に恵まれないCP+。そんな中、行ってきた友人知人の話の中で気になった製品をいくつか。

まず、シグマがメーカー純正?的なEF-Eマウントアダプタを販売するようで、噂通りAF速度も精度も純正の性能を維持するようであれば、値段次第だがソニーEマウント使用者には朗報だろう。m4/3も出してくれると嬉しい限りだが、シグマはm4/3には妙に冷たいので難しいかな。

さらに同アダプターの老舗的なKIPONでは、アダプタにとうとうドロップインでフィルターを挿せるタイプを出すようだ。可変NDが同梱されるらしく、これはかなり魅力的。実際に発売されれば是非とも手に入れたい。

レンズでは中華製のLAOWAという初耳の製品があり、中でも気になったのは15mm F4 WideMacroだ。ワーキングディスタンスが18mmの1:1等倍撮影ができ、さらに上下方向に6mmのシフトも可能となっている。どんな絵が撮れるか気になるところであり、是非とも動画撮影にも使ってみたい。

そして実際に日本で発売されるのか気になっているのが、超小型4KカムコーダーZ CAMERA E1だ。昨年クラウドファンディングのKickstarterで出資を募集していて、プロジェクトは開始されたと海外のサイトでは情報を得ていたが、日本では技適の問題があってどうかと気になっていたのだ。

Z CAMERA E1
https://ksr-video.imgix.net/projects/1834352/video-549605-h264_high.mp4

今回CP+に出品されていたということは、無事に製品化にこぎつけたのだろう。ドローンに搭載することを目的とした4Kカメラではあるが、操作すべてをスマホやタブレットから行えるので、それ以外の用途でも使いみちは十分にある。何よりm4/3マウントを採用したレンズ交換タイプであるというのが素晴らしい。これは映像クリエーターであれば間違いなく買いだ。

20160226

そろそろ冬鳥の春の移動の時期ということもあって、シメに混ざってアトリが2羽..雌雄なのでペアなのかな..我が家の餌台に立ち寄っている。アトリといえば万羽の単位の大群で有名だが、たった?2羽というのも新鮮だ。

スズメにいじめられながらももう一週間ほど滞在しているが、来週暖かくなれば北を目指して旅立っていくことだろう。来年またお越しを願いたいものだ。

訃報

2016/2/25

また、偉大なる先輩が一人旅立たれた。

一昨日、月夜野在住の植物写真家である埴沙萠先生がお亡くなりになられた。闘病されていたのは知っていたが、体調が戻った際には一緒に仕事をしていただける話も進んでいただけに、公私共に実に残念な知らせである。

私ごとき若輩が何やかや言うものおこがましいネイチャー写真の大先達。日頃からお付き合いの深かったマサ先輩の心中や如何ばかりか。重ね重ねご冥福をお祈りします。

20160225

まだ2月なので季節外れというわけではないが、南関東の山間地では春の降雪に見舞われた。

寒さが身にしみたのは、何も早春の寒気が流れ込んだばかりではなかろう。人が逝くということもまた、心に隙間風が吹くことに他ならない。

カテゴリ:写真家

と言っても地元ではなく南関東での話。慣らし運転さながらに、朝も早よからホーホケキョとやや遠慮がちにあちこちで鳴いていた。

20160224

アオジと一緒に藪をうろつくところを何個体か見かけたが、朝早かったので写真は撮れず。替わりに梅でご勘弁。

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空き地

2016/2/23

我々の世代で近所の空き地といえば、藤子不二雄やちばてつやの世界観そのままに、三角ベースができる程度の広さがある草っぱらで、土管が3本積まれているのが定番である。

何故に土管が3本なのかといえば、空き地を管理する土建屋の資材調達の余りという見方もできるが、恐らく子供が登って腰掛けられる程度の高さで且つ安定した配置が期待できるという理由に他ならないだろう。

などという戯れ言を真面目に考察しても詮なきことではあるが、昔の空き地はそれが私有地であっても子供たちには共有財産的なところがあって、管理する側も出入りをむやみに制限するようなことはなかった。

長らく放置された空き地は小動物の宝庫である。特にバッタや蝶などはいたるところで採り放題だし、雑木林が隣接していれば、セミやカブトムシも期待できた。ウズラやヒバリもよく見かけたものだ。

まあそれも時代の流れでそんなことを言ってもいられなくなり、事故が起きれば管理者責任を問われるなど面倒なことになるのは必定、今や空き地は立看板と厳重な杭に囲まれ、足を踏み入れることは憚られるのが現実だったりするのである。

20160223

以前は宅地であったと思われる空き地で、重機がせわしなく地面を整地していた。「ご不便をお掛けします」の上っ面だけ腰の低い立看板の前では、昔と変わらずヒバリが春の準備に余念がない。

バブル期ほどではないにせよ、空き地がいつまでも空き地のままであることはなく、ヒバリがピーチクパーチク囀っていられるのも、ここは今年が最後かもしれない。

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今週はこの時期恒例のCP+が開催される。各メーカーからもそれに合わせて新製品の発表が続いているが、望遠動画野郎として目下気になる製品といえば、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROである。

実売で30万を超えるとあって、m4/3レンズとしては高価な部類ではあるが、100万を軽く超える同スペック..35mm換算では実質的に600mm F4、いわゆるロクヨンと同じ..のEFやニッコールに比べれば破格に安い。

オリンパスが自負する通り、実写サンプルを見る限りその性能も申し分ない。専用の1.4倍テレコンとの組み合わせで840mm相当としても、ゲタを履いていることを微塵も感じさせない写りは素晴らしい。

その上600mm相当による最短1.4m驚異のテレマクロや、1.5kgを切るコンパクトさで換算6段分の手振れ補正..これはさすがにオリのボディが必要のようだが..など、その価格に見合う性能と言っても良いだろう。

以前はm4/3にはほとんど触手が動くことはなかったが、このオリのサンヨンにはかなり心が動くのが本音だ。似たような焦点域ならパナから出るVARIO-ELMAR 100-400もあり、ズームであるパナのほうがより利便性が高いのは自明の理だが、実写サンプルを見る限り画質ではオリとは勝負にならない。

何れを選択しても発売と同時に手に入れるのは難しいようで、下手をすれば今シーズンの撮影には間に合わないかもしれないが、今後もm4/3を使ってワイルドライフを撮っていくのであれば、導入を検討するに十分に値するキラーレンズだろう。

20160222

20160222b

往年のオールドレンズをGH4に付けて動画を撮影、そこから静止画を切り出してみた。

m4/3は35mm換算で2倍となり、ローコストで長焦点が使用できることにメリットがある。さらに言えばマウントアダプタで各社のレンズ群が使えることもありがたい。

が、なんのかんの言ってもm4/3を使う最大の理由はやはり動画撮影の容易さであろう。4Kも撮れるGH4など動画分野でのパナの功績は大きい。

人並みに

2016/2/17
20160217

こんな杉木立の脇に終日立っていたところ、目はショボショボするは、鼻水は垂れてくるは、くしゃみは出るはでもう大変。

ここ数年イヤな兆候が続いていて予感はあったものの、この歳になってとうとう人並み?に来たかと年貢の納め時のようだ。

早々に耳鼻科のお世話にならなくては..

カテゴリ:独り言

しばらく銀河を旅していて赤城高原を留守にしていた。決してブログの更新をサボっていたわけではない、なんてね(笑)。

20160216

昨日のみぞれ混じりの雨滴が凍って霜がびっしり。海抜ゼロに近い平野部はやはり違うね。

カテゴリ:季節感

おーい!

2016/2/6
20160206

って呼ばれた気がした。気のせい?

カテゴリ:独り言

仕事で群馬県庁へ。この季節に県庁に来たのは久しぶりのことで、時間調整のため32Fの展望フロアへ上がってみた。

春から秋の初めはヘイズ、いわゆる霞の影響で眺めがよろしくないのだが、今日は西高東低の気圧配置に覆われた典型的な冬の関東平野の景色であった。

周辺には同様の建築物はなく、県庁舎が県内唯一の高層ビルである。一時、横須賀の米軍機の飛行訓練で仮想標的となっていると噂があった目立つ建物だけに、眺望は北関東一と言っていいだろう。

20160204

(クリックで拡大)

左奥より榛名山(水沢山)、志賀高原〜白砂山(冠雪)、小野子山、谷川連峰(冠雪)、子持山、上州武尊山(冠雪)、赤城山、足尾山地〜袈裟丸山と続く。

左奥より流れ下るは坂東一の川と謳われる利根川、円盤状のよく目立つ構造物はグリーンドーム前橋である。

カテゴリ:独り言

オリンピックイヤーということもあって、今年は各社フラッグシップ機が更新される年だ。ナイコンは年明け早々にD5を発表し、4K動画と最高感度ISO328万で話題をさらった。

対するC社も追随するかのように先日1DX2を発表、一眼レフでは初の4K60P・FHD120Pのボディ単体記録を実現し、これまた業界を驚かせた。4Kに関してはわれ関せずとばかりにやる気のなかったC社だが、4Kやるなら60Pでしょ、と言わんばかりのお得意の後出しジャンケンである。

4Kなら何でもキレイだと思っている人がいるかもしれないが、動画としての60Pと30Pでは埋められない絶対的な差がある。高解像度の動体映像を大きなスクリーンで観てみればすぐに判る話だ。

今は専門的に撮影仕事をしているわけではないので、元が取れそうにない1DX2に手を出す気にはならないが、でもやはり60Pは欲しい。今年は5D4も出るはずなので、そこを期待したいところだが、C社がさて下位モデルにまで60Pを載せてくるかどうか。もーこればかりはすごくビミョーな話。

望遠野郎としてはやっぱパナのGH5待ちかねぇ..

20160203

世の中は文春に踊らされている(笑)ようだが、今日は明日は二十四節気でいうところの立春。いわゆる春の始まりということになる。が、実際はまだまだ寒中極まる時期。梅や福寿草が咲いたのなんのとニュースでは聞くが、フィールドはまだ雪の中である。

カテゴリ:写真・カメラ