月別アーカイブ : 2016/01

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オスコゲラ

2016/1/30

雪は昨晩の早いうちから降り始めていたが、除雪しておいたデッキの上を見る限り、お昼の時点でせいぜい40cm程度と思っていたほどは積もらなかった。

実際に雪かきしてみると見事に湿った重い雪で、この場合は降っても重さで圧雪されてしまうので、降雪時間が長くても見た目の量は大したことがないのが常だ。その分重さは半端なく重いので、うっかりすると除雪スコップを割ってしまいかねないので、慎重に作業した。

明日は晴れるようなので、夜間に冷え込まないかぎり、解けるのも早いだろう。

20160130

午前中はコタツにMacBookとポータブルHDDを持ち込んで、庭の餌台に集まる鳥たちを眺めつつ仕事。

ギィーという声が時々聞こえていたので、コゲラが来ているのは判っていたけど姿は見えず。しばらくすると庭木の隙間から姿が見え始めたので、400mmズームで窓越しに撮影する。

キツツキの仲間は見た目で雌雄の違いが判る種が多いが、コゲラを見分けるのは難易度が高い。非常に判りづらいのだが、実はアカゲラやアオゲラと同様に頭部の赤斑の有無で違いが判るのだ。

写真に撮ると偶然写ることがあるが、野外ではそこまで確認するのは難しい。左側の写真を見ると後頭部付近に小さい赤い斑があるのが判るだろうか。

ということで、写真の個体は雄のコゲラということになる。

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20160129

玄関前の花壇脇にヤマドリの羽が落ちていた。

親戚筋のキジは普通に見かけるし、環境的にも生息しているだろうとは思っていたが、直接ヤマドリの痕跡を確認したのは、ここに住み始めて初めてのことである。

他の部位は無かったので、生え換わりで抜け落ちたと考えるのが妥当だろうか。しかし、これで足跡を見つけても、単純にキジだと言えなくなったのも事実であるが。

ヤマドリはグンマーの県鳥であるため、写真の貸出依頼も多い種なのだが、手持ちのカットはフィルム時代のもので幾分古い。あとあと考えて4K動画でも抑えておきたいのだが、見掛ける時は大抵は朝夕の光量の足りない時間帯なので、そうなるとGH4では感度が足りず、ノイズまみれの映像となってしまうのが頭の痛いところである。

今年出るであろうGH5が高感度に強くなるとは考えづらく、藤原の大先輩もα7Sに逝ったことだし、Rへの物欲が再燃している今日この頃である。マウントはもう増やしたくはないのだが、αはアダプター経由でEFもFDも付くので、そこがまた悩ましいところだったりするのだ。

ま、CP+まではまだ時間があるので、色々情報を集めることにしようか。

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20160128

今日はストーブを点けずに済むほど良い陽気であった。家の周囲の積雪も、しばらく見ていれば減っていくのが判るのではないかと思えるほどみるみる減って、もう30cmもないかもしれない。

また週末は雪の予報ではあるが、当初は雨だと言っていたくらいなので、そう大げさになることもないだろう。

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昨日のコメント欄にMacユーザーは慈愛に満ちていると書いた。

Macを使っている人たちは、業務で仕方なく派や一部の意識高い系を除けば、心底Macに惚れ込んでいる人が多い。いや、iPhoneなどApple製品が尽く好きだと言っても過言ではないだろう。

それこそ昔はMacでしか動作しないキラーアプリがあったので、その流れで現在に至っている人も多いはずだ。出版・印刷分野ならQuarkXPress、映像の世界ならFinal Cut Proが挙げられる。Windowsアプリの代名詞でもあるMicrosoft Excelでさえ、発表当時はMac版しか無かったというのは意外に知らない人が多い。

Macに限らず、Appleの製品はよく練られたインターフェイスとそれを操作した際のフィーリングなど、野暮ったいWindowsとは明らかに異なるユーザーエクスペリエンスを提供してくれる。かくいう私も、MS-DOS時代にMacを操作して一発で惚れてしまった経歴を持っており、その名残?で懐かしきBlackbirdがデスクの端に鎮座していたりする。

そんな訳で、Macユーザーには信者が多く、トラブルなど障害があってもアバタもエクボで乗り切っているのではないかと推察するのだ。文句はあろうがまあ仕方ない的な感覚というか。Intel Macとなる前なら、それこそ悪名高き爆弾マークの嵐を乗り切ってきた人たちであり、今のトラブルなど可愛い物と割り切れるのかもしれない。

そしてそんなMacユーザーとよく似た性質な人たちがカメラ業界にもいて、時にニコ爺などと揶揄される、いわゆるナイコンユーザーである。

キヤノ坊などと言われて比較されるC社ユーザーは案外ドライな人が多く、納得出来ない仕様で製品が出てくるとすぐに声高に文句を言い、場合によってはとっとと他社に乗り換えてしまう強者がいるが、ナイコンユーザーは同様のケースで、「偉大なるナイコン様が考えたことだから間違いない」といった思考回路に切り替わることが知られている。

一つの例として、ナイコンがD2H・D2Xの時代、C社はEOS-1D MarkII Nであったが、当時はC社の高感度性能は圧倒的で、D2がISO200でノイズまみれになるところを、1DはISO800が常用感度だったのである。報道機関がこぞって1Dを導入したのはこの時の話だ。

が、この時のナイコンユーザーの声は「1Dはノイズをナメてしまって立体感のないぬり絵だ」と揶揄し、D2に至っては「適度なノイズが画像に立体感をもたらしている」と言い切っていたのである。この開き直りには苦笑いするしかないのだが、今は立場が入れ替わって、ナイコンのほうが高感度性能が高くぬり絵と言われているのだが、暗黒史とも囁かれるD2時代の話など無かったことになっているのは、これまた苦笑いするしかない(苦笑)。

私はMacも使えばWinも使うし、iPhone・iPadも使えばAndroidも使う。同様にEOSも使えば、ナイコンカメラも持っている。なので何れの場合でも両方の立場はよく理解しているつもりだ。時々で気持ちの中に旬があるので偏りはあるが、それは今後も変わることはないだろう。

思い入れを持ったりこだわりを持つことは悪いことではない。が、それによって見えないものがあったり、不都合に目をつぶったりしてしまうのも事実なので、なるべく客観的な目で見ていたいものである。

20160127

隣の畑の法面脇にノウサギの足跡を発見。状況からして昨日今日付いたものでなく、数日前のものだろう。ノウサギは場所によっては激減しているようだが、赤城高原では意外に足跡はよく目にする。それは我が家の周辺でも同様だ。

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オレンジ浅間

2016/1/26

その後は新たな雪も降らないため、一時は70cm近くあった積雪もだいぶ解けてしまった。それでも地面が顔を出すにはまだしばらく掛かりそうで、餌台レストランの賑わいは連日増している。

数が多いのはスズメとシジュウカラだが、餌台にもっとも長時間居座っているのはシメである。餌台は2ヶ所設けてあるのだが、縄張りを主張するヒヨドリに追い立てられないかぎり、カラ類の抗議には聞く耳を持たない。まあ、基本的に大陸の人?なので、単純に言葉が通じないだけかもしれないが(笑)。

他には、家人が牛脂を置いているせいか、今日はアカゲラとコゲラがよく姿を見せていた。それにヤマガラも友達を連れてくるようになり、何れシジュウカラ並みに増えるのは間違いない。

そろそろ昨年収穫分の我が家のヒマワリが底をつく..昨年は不作でだった..ので、ホームセンターでヒマワリの大袋を調達してくる必要があるなあ。

20160126

久しぶりに夕暮れが美しい橙に染まった。Recent postsの画像が軒並み白っぽくなってきたので、たまには赤系を混ぜてみるのも悪く無い。

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ブラウザ交代

2016/1/25

さて、先週辺りからどうもSafariの具合が良くない。ブックマークやリーディングの同期で、削除したものがゾンビのように復活したり、任意に並び替えしておいたものがすぐに意味不明な順番に戻ってしまうという現象だ。特に後者の並び替えの不調は、頭の硬いおっさんエンジニアにはなかなか辛い。あのブックマークは確かこの辺に、というのを感覚的に覚えてしまっているので、その都度探しだすのは面倒で仕方ない。

原因は判っている。iCloudが犯人なのは明白だ。iCloudはiPhone、iPad、Macのデータを同期して揃えてくれるスグレモノなのだが、一度暴走?すると先のような現象に見舞われるので迷惑な側面もある。

一旦同期するデータをすべて削除してiCloudの設定から復元するなど、いくつか考えつくことはやってみたが、結果は変わらず。まあこんなことに時間を割くほどヒマではないので、早々に諦めてAppleの対応待ちとすることにし、デフォルトをChromeにした。

仕事柄ブラウザはChrome、Safari、Firefoxと定期的に使い分ける..WinのIEとEdgeは完全にテスト用の扱い..ようにしている。それぞれに旬があって、使っていくうちに重くなってくるので、そのタイミングで乗り換えて行くのだ。今どきのブラウザはほとんどWebkitではあるが、それぞれにクセがあるので、制作したサイトの動作確認をする意味でも使い分ける必要があるのだ。

SafariはiCloudが完全に機能する限り、Appleユーザーには便利なブラウザだが、iPhoneやiPadでは動作がスムーズでないなどフィーリングの部分ではイマイチである。Chromeのあの滑らかにスクロールしていく動作には敵わない。それにキャシュが異常に強力なので、サイトの検証用には実は不向きであるというのも大きい。

日常的に使うデバイスがiOSかAndroidかというのも大きいだろう。iPhoneを使っている人はSafariだろうし、XperiaやGalaxyならChromeであるとか。何れのブラウザも規格にそって汎用的に作られてはいるが、それぞれが運営するサービスとの親和性が高くなるようにも考えられている。私の場合はサービスもデバイス両刀使いなので、その点はどっちもどっちだったりするが。

ちなみに、一昨年あたりからWinのIEがサポートされなくなると大騒ぎしているが、IEがMicrosoft独自の仕様やサービスにかなり依存した異端ブラウザで、それでしか動作しないページやアプリケーションが世の中にゴマンと存在するからに他ならない。一時は市場の9割を占めた..Windowsの標準ブラウザなのだから当たり前..ブラウザが異端というのもおかしな話だが、ソーシャルなこの時代、オープンでないものは世の中から見放されという良い例でもある。

さて、GmailをはじめGoogleのサービスも色々使っているので、連携という意味ではChromeが勝手が良い。本来の順番で行くとFirefoxの番なのだが、設定その他を合わせるのが面倒なので、一旦Chromeをデフォにすることにした。Safariにくらべてブラウジングが早くなって快適だし、海外サイトをよく見る都合上、右クリック一つで翻訳機能が働くのはやはり便利である。

未だ品薄のiPad Proを狙っていたが、こうなるとAndroidの最新タブレットが欲しくなってくるので、仕事の合間に色々物色中である。

20160125

今朝はさらに冷え込んで氷点下12℃。布団から出たくないと思うような寒さになってきた。一応そんな感じで寒波の影響を受けてはいるが、新たな雪はほとんど降らずじまいであった。

奄美大島で115年ぶりに雪が降ったとかニュースで見たが、Facebookのフィードに流れる知り合いの情報では、西日本や日本海側は結構な大雪のようだ。

カテゴリ:独り言

大寒も過ぎて、遅まきながら冬らしい日が続いている。今朝はこの冬一番の冷え込みで、氷点下10℃まで下がった。さらに先日の積雪で地面の露出が完全に消失したため、餌台に集まる鳥の数もこの冬一番の賑わいを見せている。

20160124

この寒波襲来の前までは冬とは思えない暖かさが続いていて、梅が咲いたのバラが咲いたのとあちこちで春を思わせる頼りが届いていて、うちのコブシもいつになく花芽が膨らんできていたが、ここのところの寒さで少し思い留まったかもしれない。

すぐそこまでチラチラ見えていた春の気配も、もう少しだけ延びそうな感じだ。

カテゴリ:季節感|タグ:

あの山越えて

2016/1/23
20160123

雪原と化した畑の上にキツネの足跡が残っていた。

キツネがこんな開けた農耕地に出てくる時は、大抵ハタネズミを探している時だ。キツネは嗅覚に優れているので、雪の下にトンネルを掘って移動しているハタネズミを探り当てるために、常にあちこち移動して歩いている。

ノウサギも雪が積もってその痕跡がよく目立つようになった。キツネ同様に夜になると餌を求めて農耕地に出てくる。普段は林縁部など積雪の少ない場所を選んで採餌しているが、風で飛ばされて雪の下から出ている残り物の農作物なども食べるため、時々畑の真ん中まで不用心に出てくることもある。

キツネはノウサギも狙っているが、ハンターとしていかに俊敏と言えど、オープンな場所にいるノウサギを捕らえることは至難の業である。ノウサギはカンジキのように足の指を開いて雪上を駆けることができるが、キツネは犬の仲間なのでどうしてもツボ足になってしまうのだ。

雪の上を駆けられるものと、雪をかき分け進もの。この違いはそのまま捕食される側とする側に当てはまり、言葉以上にその違いは大きい。他の生きものの命を奪って自分の糧にするというのは、やはりそう簡単ではないということだろう。

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一昨年の豪雪を教訓に、村が除雪対策として初めてロータリー車を導入していた。やはりあの時の積雪量は、地元の土建屋所有のローダーだけでは限界がある。

昨年は使う機会もなく埃をかぶっていたが、今年は初めて村内にお目見えしてきた。ロータリー車の家込みでの活動は、しばしば雪の飛ばす方向が問題になるが、周囲が農耕地である我が地区では何の問題もない。

が、そもそも1台しかないので、我が地区に周ってくる頃には夜になっており、あまりそのありがたみを感じられない(証拠写真も撮れないし)。ま、もうちょっと大雪になると話は違うかもしれないが..

20160121

うちから少し山側に上がった演習林付近の積雪は1mほどになっていた。昨晩ロータリーが掻いて行ったので、道脇は更に高くなっている。

駄犬を待たせて写真を撮っていると、すぐ右脇の杉林からフクロウのゴロスケホーコーが聞こえてきた。

カテゴリ:季節感

つらら

2016/1/20

中一日開けて、今日も朝から雪模様。一昨日の50cmが大して減らないうちに積み増しで、庭先は70cmほどになった。週末にはまたどっさり降りそうな話なので、駐車場と家の周囲だけでも除雪しておかないと、いつぞやのように歩くのも困難になってしまう。

いよいよ大寒を前に帳尻を合わせてきたなって感じだ。

20160120

軒先にはあちこち氷柱が下がっている。一昨日の雪は水分が多かったので、屋根に載っている分が日中解けかかっているのだ。落下すると氷の塊は危ないので、撮影した後、スコップで突付いて落とせるものはすべて落としておいた。

カテゴリ:季節感|タグ: