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GW中はどこも行くつもりはなかったのだが、帰省中の倅と吉岡のジョイフル本田へ行きがてら..目的はバーガーキングだけど..もうそろそろ上映も終わる頃合いと見て、再び「シン・仮面ライダー」を観てきた。

庵野秀明の個人的思い入れが強く出ているので、1回観ただけだと評価は割れるだろうなと思っていて、その辺を確認する意味でもと足を運んだ次第。

決して、レアと言われていた長澤まさみのサソリオーグのライダーカードが欲しかったわけではないw

例のNHKが放送した制作裏話とか諸々知った上での鑑賞で、何か隠しネタを探すかのようなことをせずに済んだので、純粋に仮面ライダー映画として楽しめたのは良かった。

今どきのSF作品なのでちょっとCGが多いかな?という点を除けば、シン作品として良い出来だったと思う。興行成績と庵野秀明のやる気次第だろうが、次作への展開も伏線含めてあるので、ちょっと期待しておきたい。

尚、サソリオーグのライダーカードは無事にゲットできたぞw

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

カワラヒワは比較的繁殖活動が早い。うちの近所ではまだ営巣真っ最中だが、平野部の個体には早くも巣立った若鳥がいるようだ。

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平野部の田起こし前の田んぼでセグロセキレイが餌を探して忙しそうにした。

うちの近所だとセキレイの仲間はハクセキレイかキセキレイでセグロはあまり見掛けないので、日本固有種ということもあってつい目で追ってしまう。

尚、写真のようなシチュエーションはOM-1の初期のファームでは被写体認識してもまずピンが来ない状況だったが、最新ファームでは問題なくガチピンである。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

尚、動画でも鳥認識とAFは有効。これだけ手前に草が入ってもセキレイ類の捕食歩行を追尾してくれるのだから良い時代になったもんである。

換算800mmを超える超望遠でこの手の4K動画を手持ちで撮れるのもOM-1が便利なところ。マイクロフォーサーズは良いぞ。

未だ公開中の「トップガン マーヴェリック」。今シーズンの興行成績こそワンピースREDに抜かれてしまったが、それでも近年まれに見る大ヒット作品と言えよう。個人的にももう一度劇場に足を運ぶならトップガンだと思うし。

さすがにもうネタバレは問題ないと思うので憚りなく書くが、劇中後半によもやよもやで古のF14トムキャットが登場し、旧式なれどなんとか主人公を洋上のエイブラハム・リンカーンに帰還させる重要な役割を担うことに。

が、そんな米軍ではとうの昔に世代交代して現役を退いたF14..2006年に全機退役..が、何で都合よく敵基地の格納庫にあったのかという設定にケチをつける輩もいるようだが、この現実世界で未だにそのF14を現役で運用している国があるのである。

それは今や反米の旗手として米から悪の枢軸国とまで名指しされるイランである。

イランは今でこそ反米路線だが、1970年代までは親米国家..いわば米の傀儡国家だな..だったため、その当時に導入したF14を独自にメンテナンスして運用する技術を開発しており、現時点では米より確実に飛ばすことが可能な唯一の国なのである。

劇中の敵基地は雪山のあるようなタイガの森林地帯にあって、それだけではイランを想像するのは難しいシナリオになっているが、飛行可能なF14が格納庫に鎮座ましましているシチュエーションだけみれば、イランをネタにしているのはすぐわかる。

30年前のトップガンと言えばF14だし、事前のプロモでチラッとF14が映るシーンもあるが、さすがにF14が作戦行動に飛ぶのは無理があると思って作品を観て、最後の最後に主人公が乗り込むシーンには鳥肌が立った。ああなるほどそういう使い方があったかとねw

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

早朝の赤城高原では半袖ではもう寒くて震えるようだが、南から湿った空気が運ばれてきている状況でたまたま気温が高かったりすると、植物たちが蒸散作用で水分を外に出すので、うっかり路端を歩くとヒザ下がびしょ濡れになってしまう。

でも逆光に輝く水滴は自然の宝石のようで美しい。

どこで引用されたのかわからないが、以下の記事経由での訪問が増えているようだ。

動画は横位置で撮れ

今や若者を中心にショートムービーをコンテンツとするTikTokのようサービスが受けていることを考えると、7年も前の記事とは言え時代に合ってない古臭い意見ということになるのだろう。

ただ、当のTikTokなど最初からターゲットデバイスがスマホなので、縦構図の動画が市民権を得ているのは仕方ないにせよ、マスゴミがそれを引用しておもしろ動画としてテレビで流しているのもまた事実なので、やはりワンタッチで縦横を切り替えられる機能はあって然るべきだと思うぞ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

ちょっと前に記事にしたが、仕事で撮る場合はトリミング前提で横でも縦でも使えるようにと、日の丸構図で余白成分多めに撮ることになる。

ただ、自分でブログに載せるだけならフレーミングの時点で完成された1枚の絵として仕上げるので、被写体に合わせた構図になろう。

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白いドレス

2022/7/25

昔キャスリーン・夕ーナー主演の「白いドレスの女」というサスペンス映画があったな、などと思いながら撮った山の中の滝。確か若き日のミッキー・ロークとかも出ていたはず。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

三脚も使わず手持ちでこういう表現が気軽に撮れてしまうOM-1のライブNDの有り難みやいかに。

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神々の山陵

2022/7/12

先週末より上映している映画「神々の山嶺」は、夢枕獏の長編小説を原作とし谷口ジロー(故人)の作画をもとにしたアニメーションだ。

2016年に岡田准一と阿部寛で実写版が制作されているが、今作は日本ではなく仏制アニメーションという点が意外である。

原作通り時代背景的に我々の世代にはどこか懐かしい雰囲気の情景が描かれているが、アニメーション自体も今どきの、例えば新海誠あたりの作画を観てしまうと古さを感じてしまうものの、それもあって郷愁の雰囲気を受けるのかもしれない。

仏制とは言っても作画が谷口ジローなので、E電や新橋駅前、カセット式の初代ウォークマンにテレカの公衆電話の列など見事なまでに当時のバブル期の東京が描かれていた。ただ一点、セミが鳴き交わす季節に広大な麦畑の中を子供時代の主人公が歩くシーンがあるが、それはいかにもおフランスって感じで、日本の田舎の風景なら青田に稲が揺れてないとね。

未だに欧米人の視点では黄金のジパングを想像するのかと思いつつ、大陸の中華の景色を描かれなかっただけでも良しとせねばなるまいか。

登場する山道具なども時代考証がなされているようで、最近のものではなく当時の意匠で描かれている。主人公が山岳カメラマンなのでカメラも登場するが、ニコンF4と思われる意匠でちゃんとフィルムも描かれていたな。

ちなみに実写版ではキヤノン New F-1が使われていて、あの時は1980年代と勘違いしていた..というか羽生という登山家の全盛期設定が80年初期だった..が、主人公の時代は1990年代初期の話なのでF4で問題はないね。

上映は県内はMOVIX伊勢崎だけだったので、久しぶりにMOVIXへ行ったが、本作の客層がいかにもって感じの山屋風情のおっさんばっかりだったのが特に印象的w

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Classic Nega. / 撮影5月

山に神々が住むという想像は、おいそれと人が近づけないということと、より天に近いからということなんだろう。信仰の修験の地という見立ては日本では珍しいことではない。

そう言えば、文字通り山のドキュメンタリー映画である「アルピニスト」も観たいのだが、都内へ足を延ばさないと上映していないのが残念である。何れこちらWOWOWかNetflix待ちだな。

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ようやく待ちに待ったスプリガンがNetflixで公開された。

何しろスプリガンを最新技術でアニメーション化するというから、3年前にNetflixにサブスク払って登録したのに、いやまあここまで実に長かったなw

ただNetflix自体はそれを上回る膨大な新作と過去作品をいつでも観られるので、こんなことならもっと早く登録すればよかったなと思い直しているけど。

さてそのスプリガンだが、30年以上前のバブル時代に原作..少年サンデーで連載..をリアルで読んで、歴史好き・考古学好き・SF好き・ミリタリー好き、そして格闘好きの拙者にはドンピシャハマってしまった冒険活劇である。

今回のアニメ化に当たって時代考証を現代に置き換えているので、当時はまだ存在しなかったスマホやタブレット、ドローンなどが登場する他、アーカムと対立する組織の一つがソ連でなくロシア..連載初期はまだソ連だった..だったり、同じくライバルの米軍が使用するアサルトライフルがM16ではなく最新のH&KのXM8だったりと、ミリタリーオタクの心もくすぐる仕掛けとなっている。

今回6話ということで当初はちょっと少なくね?と思ったが、とりあえずシーズン1ということらしいので、しばらくシリーズが続くようである。実際その関係と思われるが、シーズン1は原作の連載順ではなく、物語に登場する主要キャラをすべて登場させる並びになっている。

とにかく、そんなスプリガンを最新のアニメーション技術で観られるなんて、まさにありがたやありがたやであるぞw

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA / アヤメ

話はやや逸れるが、スプリガンの連載当時..1989年~1996年..の時代背景だとジャパンバッシングの後期に当たるため、経済面では当時の双方への印象は良くなかった。

それ故かどうか、スプリガンの主人公が属する民間組織であるアーカム考古学研究所が対立する主要な敵キャラは、ソ連よりも米..というか米軍だな..という設定で、そこは現代の関係性からは意外に映るかもしれない。

米が日本を経済面でバッシングしていた時代、逆に日本はジャパン・アズ・ナンバーワンとして絶頂期だったと言えるが、そんな時代背景があったなど最近の若い人には想像もつかないだろうね。

そしてそれが先日のビンボージャパンのネタにつながるのである..

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話題の映画「トップガン マーヴェリック」をヒマを作って観てきた。もう上映開始3秒位ですでにサイコーって感じで、トニー・スコット風のシネマトーンを背景に、36年後に再びスクリーンでデンジャーゾーンを聴けるとは。2年待った甲斐があったなw

当時ブームを巻き起こしたカワサキGPZ900R(通称「NINJA」)をわざわざ登場させたのには感涙。ネタバレはご法度なので具体的な内容は控えねばならないが、予告編のアレが後半のまさかあの場面で使われるとはよもやよもやであった。

ヒマを作ってとは書いたが、実はGW明け以降毎週映画館に足を運んでおり、「シン・ウルトラマン」「ハガレン実写版」「マーヴェリック」そして今週は「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」。

庵野と樋口がタッグを組んだシン・ウルトラマンも文句なく面白かった。手書きのスペシウム光線に、特にメフィラス星人の山本耕史と巨大化した長澤まさみ..当時の櫻井浩子のオマージュ..が良かったなw

現代に寄せた設定の中で巨大な生物..劇中では禍威獣と表記..を人類が倒せているのにあまり無理がないのは、2016年に先行してシン・ゴジラを公開しているのが大きい。

特撮映画なので監督を樋口に任せ、編集を庵野が担当したのは理解できるが、一番受けたのはエンドロールでモーションアクターに庵野の名前があったことw これはテレ東で以前放送した「アオイホノオ」を観た人なら判るはずw

ハガレンは原作漫画が好きなのだが、一作目の酷さ..ジャニタレ主演というだけの理由で映画館では観ていない..にまさか続編が来るとは思ってもみなかったが、メフィラス星人、いや山本耕史のアレックス・ルイ・アームストロング観たさについつい足を運んでしまったw まあそのせい完結編も観なくてはならないハメに..

キング・ブラッドレイの舘ひろしなど脇のキャストは概ね同意できるのだが、主人公のジャニタレとウィンリィ役はやっぱりアウト。原作年齢が中学生くらいなのに30近い役者を当てんなよな。

でもこの原作年齢無視っていうのはゴールデンカムイの実写版でもあるんだろうなぁと今から憂鬱に。大人のアシリパさんなんて見たくないぞ..

「ククルス・ドアン」はなぜに今になってその回をリメイク?と思ったが、安彦監督曰く「当時忙しくて制作を外注に丸投げしたら見事に作画崩壊した」ということで、常に何とかしたかったという思いがあったとか。ただ、ドアンの搭乗する機体が作画崩壊した面長ザクをそのままというのは結果的にそのオマージュかw

冒頭のガンペリーからガンダムが起き上がるシーンは、サイド7で初めてアムロが搭乗して起き上がるシーンのオマージュだろうし、後半であのファースでおなじみのBGMが流れた時はグッとくるものがあった。

安彦監督はこれでガンダムに関わるのは終わりと言っていたが、周囲はやる気満々と思われ。興行成績次第だとは思うが、俗にファーストと呼ばれるガンダムについては、全話とは言わずとも安彦原作のオリジン版で作り直して欲しいね。

iPhone 13 mini

Google Pixel 5

スマホの写真でもシネマトーンに仕上げればそれっぽく見える。

とりあえずこの後は「大河への道」「流浪の月」「峠 最後のサムライ」と「キングダム2」「ジュラシック・ワールド」と続くかなぁ。

あと恐らくロングランになるだろうから「シン・ウルトラマン」と「トップガン マーヴェリック」は再度観に行きたい。

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金カムこと「ゴールデンカムイ」が映画で実写化されると聞いて、金カムファンとしては微妙に歓喜している。

原作の漫画は今月で完結を見るが、引き続きアニメーション版は新たなシーズンが制作されているので、実写化するとなると色々制約の多い演出もあるので、その辺はアニメーション版にお任せだ。

そもそもストーリーの根本にアイヌ文化の生々しい描写があって、今の時代だとセンシティブな問題もはらんでいるので、その辺りをどうクリアしてくるのか興味ある。

何しろ今どきカワイイだけの安売り状態となっているシマエナガやエゾリスの皮を剥いで食うシーンとかあって、そういう「生きものは他の生きものを食って命をつなぐ」という当たり前の真理を、頭の中がお花畑の連中が理解できるのか。

それに原作を読めばわかるが、なかなかエログロで下ネタ満載でもあるので、映倫に引っかかるのではと危惧してみたりw

とにかく幕末から日露戦争までの亡霊たちと、極東から蝦夷地の大自然とアイヌ文化を舞台にした金塊争奪の冒険活劇と聞いただけで、そりゃ心躍らないわけはないではないか。

ちなみに最初に微妙と書いたのは、漫画原作の実写化は外すか当たるかが両極端なものが多く、例えば進撃の巨人やジョジョの奇妙な冒険などは前者であり、デスノートやるろうに剣心は後者と言えよう。

ともかく、実写版あるあるの俳優ありきのキャスティングで、原作の人物設定を変えたりしないようお願いしたところだ。金カムこそその原作の世界観を絶対に崩してほしくないぞ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

東の空が夜明け前のゴールデンタイムに染まる。こんな感じに色づく季節もそろそろお終いだ。

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沼田城の桜

2022/4/13

利根沼田の先陣をきって、先週末に沼田公園が満開となっていたが、さすがに休日に景勝地に行く気にはならないので、週明けの朝一番に小一時間ほど出張ってきた。

久しぶりにDJIの3軸ジンバルを持ち出して、人気の少ない公園でGH6を載せて使ってみたが、普段使わない筋肉を使ったので翌日は肩が凝って仕方なかったぞw

GH6の手ブレ補正は相当に強力..OM-1とはまた別の意味で..だが、移動を伴うドリーショットやジブショットはやはりジンバルのほうがやりやすい。

もちはもち屋なので専門的なカメラワークはジンバルに一日の長があるものの、とは言え拙者は可能な限り三脚を使いたくないマンなのでw、OM-1にしろGH6にしろこの手ブレ補正の性能向上の流れは非常にありがたい。

いずれそう遠くない将来、ジンバルなど特機の手を借りずとも、カメラ本体だけで完結する時が来るのを夢見ている今日この頃。

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 御殿桜

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

GH6の1億画素ハイレゾショットは強烈だ。これが本当にマイクロフォーサーズ機から出力された絵なのかって毎度感じる。

たとえ業務であっても1億画素が必要ってケースはまずないので、トリミング素材目的ならこれで十分じゃね?っていうのが偽らざる感想。

そしてこうなるとGFXの立場が危うくなってくるわけだなこれがw

ということで、今回の映像も三脚は一切不使用である。

PS.
DaVinciでタイムラインを4Kにし忘れていたので修正してアップし直しています。