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胡麻塩頭

2017/1/31

カケスはよく見かける鳥だが、これが意外に撮影は難しい種類の鳥である。

不用意に近づくと一定の距離を保って逃げていくし、逆に近づいてきたかと思うと、全身をさらすこと無く常に木の幹や枝の陰から覗く感じで、こちらを観察しているように思う。

カラスの仲間なので頭の回転がよく、記憶力も他の鳥よりはあるようで、好物のドングリなどを貯食する習性がある。ま、時々忘れてしまうこともあるようだが、そういった何気ない行動が、森を作る手助けをするわけだけどね。

そんな用心深いカケスが、毎朝うちの餌台にやって来る。滞在時間は一時間もいないのだが、ほぼ毎日姿を見せる。

シジュウカラやスズメを蹴散らしていつも威張っているヒヨドリも、そんなカケスには一目置いているようで、森のワンダラーが訪問している間は離れた梢でジッと見守っているから面白い。

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