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連休前にヤエザクラが開花、この暖かさで一気に満開となった。サンショウクイとセンダイムシクイも鳴いて、赤城高原の夏鳥も残すはトケンの仲間だけとなった。

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大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率が不振だという。主人公の再婚相手が初代群馬県令とあって、群馬県民としてはしばらく見届けようかと思っていたが、ストーリー的にどう考えても明治維新後の話の展開が盛り上がるとは思えない。そもそも坂本龍馬や新選組など幕末モノが受けるのは、動乱極まる明治維新までの話だからであって、維新後の話は日露戦争辺りまで引っ張らないと盛り上がる要素がないのだ。

そしてそれは何より一昨年放送の「八重の桜」で、NHK自身が証明しているではないか。綾瀬はるかがスペンサー銃片手に官軍を打ち倒すところまでがピークで、その後の新島襄..おっとこの人も群馬の関係者だった(苦笑)..との出会い以降はどうにも締まらない展開で、視聴率も下落していたのに。

何れも脚本が良くないと言えばそれまでだが、そもそも主人公の決め方に問題があるように思う。見たことも聞いたこともない歴史上の人物では興味が湧くはずもないだろう。似たような人物のストーリーでは飽きられという気持ちも判らんでもないが、大河ドラマなんてその時々の旬の俳優を豪華に使えるのだから、10年サイクル程度で同じテーマを繰り返せば良いのではなかろうか。吉田松陰をだしに、幕末学園モノなどやっている場合ではない。

余談だが、今回の長州ものは、八重の桜で悪者として描かれた..言い掛かりをつけて薩長が会津を潰したように描かれていた..ことへの罪滅ぼし的な意味合いがあるのでは?と勘ぐってしまう。何せ現政権のお偉い人は長州の出身だし、某国営放送のお偉い方はそのお友達だと色々揶揄されているしね(笑)。

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